はぐふるのサイトについて
コンセプト

お気に入り一覧

トピックス・新着

  • 2020/02/04

    はぐふるリニューアルオープンしました

トピックス・新着一覧へ

【教授監修】愛情ホルモン「オキシトシン」の5つの効果

2021.07.21

0

322

オキシトシンとは?

最近、ネットやTVに○○ホルモンや△△酵素、脳内物質□□など、いろいろな物質の名前が出てきます。その中の一つに「愛情ホルモン」のニックネームで呼ばれる物質があります。とてもありがたそうな名前のホルモンですね。本名は「オキシトシン」といい、子育てにはとても大切なホルモンです。オキシトシンには次のような5つの効果があります。

(1) 親子の愛情を深める

お母さんが子どもをやさしく抱っこしたり、抱きしめたり、授乳したりするスキンシップが刺激となり、オキシトシンは母親の脳内から分泌してきますが、同時に、スキンシップされた子どもにも分泌されます。子どもからも分泌します。抱っこをするのがお父さんであってもオキシトシンが分泌するといいますから、まさに親子の強い絆を作る愛情ホルモンと言えます。スキンシップの多かった子は、そうでなかった子より、オキシトシンの量が多いという報告があります。

(2)ストレスに強くなる

そっと手を握られたり、肩に触れられたりした場合もオキシトシンが分泌されるため、私たちは安心感を得ることができます。オキシトシンがストレスホルモンを低下させ、不安感を抑え、やすらぎを与えてくれます。

(3)幸せホルモンを活性化させる

オキシトシンは、ニックネーム「幸せホルモン」という、これもまたありがたい響きのセロトニンを活性化させます。セロトニンは、緊張や興奮を抑え、精神の安定をもたらしますから、オキシトシンと並べば、鬼に金棒です。

(4)一時的に記憶力が良くなる

オキシトシンの働きで心身がリラックスすれば、短期記憶が上がり、学力能力が向上。します。

(5)体の成長を促す

オキシトシンは自律神経の副交感神経を優位にします。副交感神経は心身をリラックスさせるので、睡眠もよくとれ、成長ホルモンの分泌を促します。ベビーマッサージなどにも良い効果があります。

スキンシップをとりオキシトシンを分泌する

このように、オキシトシンが心身にもたらす効果は絶大だと言えます。この効果を知れば、誰しももっとスキンシップを増やしてオキシトシンをたくさん分泌したいと思うでしょう。それには、日ごろの心がけが大事です。オキシトシンの分泌を増やすためには、心を広く持ち、周囲に親切にして、楽しみを見つけて明るく過ごすこと。そして何よりも、スキンシップをし合うことです。そうすることで、心身に良い循環が生まれ、ますます愛が深まっていくでしょう。

 

『参考資料』
「幸せになる脳はだっこで育つ。」山口創著 廣済堂出版
「脳からストレスが消える肌セラピー」山口創著 青春出版社

 

《 監修 》

  • 山口 創(やまぐち はじめ) 教授

    桜美林大学リベラルアーツ学群 教授、博士(人間科学)、臨床発達心理士。

    オキシトシンを分泌させる触れ方、ストレスや痛みを癒す皮膚感覚について研究。
    子育て、医療、セラピーなど多数の現場で研究・講演活動中。
    『子供の「脳」は肌にある』(光文社新書)、『子育てに効くマインドフルネス』(光文社新書)など多数執筆

    HP http://www2.obirin.ac.jp/y-hajime/

  • 橋爪 あき(はしづめ あき) 睡眠改善インストラクター

    慶應義塾大学卒業。
    一般社団法人日本眠育普及協会代表、睡眠改善インストラクター(日本睡眠改善協議会認定)、
    日本睡眠教育機構上級指導士、日本睡眠学会会員、NPO法人SASネットワーク理事。
    睡眠知識の広報活動、講演、執筆、メディア・企業の企画協力などを行う。

    HP https://min-iku.com/

     

     

    【本サイトの記事について】
    本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます. Unauthorized copying prohibited.

自治体・企業の皆様へ

お問合せはこちら