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男性に知っておいてもらいたい女性の月経(生理)の話

2020.04.01

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妻が突然不機嫌に…どうしたらいい?

普段、あなたが生活しているうえで、奥さまや恋人、周囲の女性が時折思い出したように怒りっぽくなったり、突然不機嫌になったりして戸惑ったことはありませんか?
そんな時に、どうしたらよいのかわからない…という男性側の困った声を耳にすることがあります。
必ずしもそうとは限りませんが、毎月、同じようなタイミングで喧嘩をしてしまう時は、もしかしたら女性の月経(生理)周期の体調不良の時期と重なっている可能性があります。

 

あなたは女性の生理についてどの程度ご存じでしょうか?

月経(生理)やPMSでは感情のコントロールが難しいことも

女性は、初経を迎えてから閉経まで、生理→卵胞期→排卵→黄体期という周期を毎月、約40年間繰り返します。月経の期間になると不快な症状を感じる人も少なくありません。腹痛・腰痛・頭痛・吐き気・便秘・貧血・気分の落ち込み・イライラ・憂鬱感など様々な症状が起こります。症状の程度は人によって軽度な症状の場合から、著しい気分変調によって日常生活に支障を来す重度なものまで様々です。

 

月経時は、洋服や下着を汚さないように、「ナプキン」というものをあてて、「生理用ショーツ」をはきます。経血は、腟から出てくるので、そこにナプキンをあてます。ナプキンは、1日5~6回程度トイレに行くたびに取り替えます。下腹部の不快感、腹痛、デリケートな部分のかぶれによるかゆみ、においなどによる煩わしさにイライラしたり、モヤモヤしたり、心身ともにアップダウンしながら生活をしています。周りの人に悟られないように、女性は変わらぬ日常生活を送っています。

 

しかも、月経開始の3~10日ほど前から生理が始まるまでの間にも不快症状が起きる人が多くいます。PMS(月経前症候群)と呼ばれ、身体的、精神的に不快な症状が現れます。イライラしたり、憂鬱な気分になったり、頭痛や腹痛、便秘、肌荒れ、食欲が増す、肩こり、胸が張る、などといった症状が挙げられます。生理前はプロゲステロンという妊娠に適した体にするためのホルモンの分泌が増えるために、このような不調が起こってしまいます。

 

女性は、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンのサイクルの影響で快適に過ごせる期間が、個人差はありますが、生理後のほんのわずかな日数しかありません。このせいで、仕事やプライベートの旅行などに支障を来す人もいます。

相手の心身の体調を慮り優しい対応を

生理前や生理中などにイライラする女性もいれば、ヒステリックになる女性、感情的になる女性もいます。これは、ホルモンのバランスが原因で起こる現象だといわれており、女性の意思とは関係なく感情のコントロールが難しくなります。それを知って、多少女性がおこりっぽくても、イライラは大目に見てあげてくださいね。

男性から「大丈夫?」「おなか痛くない?」「ちょっと休憩しようか?」、このような優しい言葉をかけられると女性はとてもうれしくなります。そして、女性の生理のつらさを分かろうとしてくれている男性の努力、その気遣いの気持ちがうれしいのです。

 

しかし、また、優しくしてほしい気持ちと同じくらい「ほおっておいてほしい」という気持ちが強い時もあります。このあたりの判断はとても難しく、女性の気持ちのアップダウンにどう付き合っていいのか、混乱することもあると思います。

もし、話し合いができるようであれば、機嫌のよい時などに月経時にどうしてほしいか話し合っておくのも手だと思います。月経予定や気分を共有できるアプリなどもありますので、ふたりで気持ちの波がありそうな時期を調べてみるなどの手もあります。いつもと違う女性の雰囲気を感じ取った際は、会話をする時に思いやりの心を持ち、そっけない回答の時などはそっとしておくのが一番なのかもしれません。

《 監修 》

  • 濵脇 文子(はまわき ふみこ) 助産師

    県立長崎シーボルト大学大学院修了。国立保健医療科学院地域保健福祉分野修了。
    助産師(アドバンス)・保健師・看護師。
    株式会社マイユティックス
    総合病院・クリニック・助産院に勤務し、妊娠・出産・産後まで幅広くサポートを行う。
    また、大学・助産師学校にて専門職の教育にも従事。

    HP https://maieutics.co.jp/

     

     

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