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子宮鏡検査とは?

2020.03.02

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子宮鏡検査とは?

子宮鏡検査は、子宮の中に内視鏡を入れて、子宮内の様子を観察する検査です。
モニターに映し出される映像によって、子宮内の状態をつぶさに見ることができます。
子宮鏡検査は、ヒステロファイバースコープ検査とも呼ばれます。

子宮鏡検査でどんなことが分かるの?

子宮鏡検査は子宮内の様子を映像で確認できる検査です。
内視鏡を入れることで、膣から子宮頸管、子宮内の様子、さらに子宮から卵管へと通じる入り口である卵管口の様子が確認できます。

また、子宮鏡検査では子宮の中に着床を阻害するようなものがあるかないかが分かります。具体的には、以下のようなことが分かります。
 
○子宮内膜ポリープ:子宮内膜にできたポリープです。子宮鏡検査では、ポリープの有無が分かります。
 
○子宮筋腫:子宮筋腫があった場合、子宮の中に、どれくらい突出しているかが分かります。子宮粘膜下筋腫といいます。
 
○子宮奇形:子宮の形に異常がある子宮奇形の状態が分かります。

子宮鏡検査の方法は?

膣から子宮の中に内視鏡を挿入します。子宮内を見やすくするために子宮内に生理食塩水(またはブドウ糖液)が注入されます。

内視鏡の映像はモニターに映し出されるので、子宮内の様子が詳しく確認できます。
子宮鏡検査では多くの場合、医師といっしょに患者も映像を見ることができます。

 

不妊の検査の場合、子宮鏡検査は外来で行うことがほとんどです。軽度の痛みがある人もいますが、入院の必要はなく、基本的には麻酔もしません。
検査後は、すぐに帰宅できます。

子宮鏡検査は、どんな人が受けるの?

超音波検査で子宮内の異常が疑われる場合に子宮鏡検査を行います。

 

また、体外受精を何度か行っても妊娠しない場合には、着床する子宮内の状態を確認するために子宮鏡検査が提案されることがあります。

子宮鏡検査は痛くないの?

内視鏡を挿入するのに多少の違和感はあるかもしれませんが、特に強い痛みではないでしょう。
ただし、卵管が閉塞している場合や子宮腺筋症がある場合は、子宮の内圧が上がりやすく痛みが強くなることがあります。

もしも痛みについて心配なときは、医師に相談しましょう。

子宮鏡検査はいつでも受けられるの?

子宮鏡検査は、妊娠の可能性がない月経終了後から排卵前の時期(低温期)に行います。
ただし、医師が必要と判断したときには、ほかの時期に行う場合もあります。

 

また、検査の当日に子宮内に出血があった場合、子宮内の観察が難しくなってしまうので、子宮鏡検査は中止となります

《 監修 》

  • 洞下 由記(ほらげ ゆき) 医師

    聖マリアンナ医科大学助教、大学病院産婦人科医長。2002年聖マリアンナ医科大学卒業。

    不妊治療をはじめ、患者さんの気持ちや環境を一緒に考えてくれる熱血ドクター。日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。専門は生殖内分泌、周産期、がん・生殖医療。

    HP 聖マリアンナ医科大学病院

     

     

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